ジョンストン・キャニオン
Johnston Canyon
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(C)2005 Eisai Ishibushi ALL RIGHTS RESERVED
DATA: FujiFIlm S3 Pro , Nikon D70 , AF-S DX Zoom Nikkor ED 12〜24mm F4G(IF),
AF-S DX Zoom Nikkor ED 17〜55mm F2.8G(IF) , Ai AF Zoom Nikkor ED 80〜200mm
F2.8D
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8/26(金)
スパを諦める
朝、8時半に起きた。
チェックアウトは12時であるからホテルで、ゆったりプールとスパを楽しもうと思ったが鼻血が出てきたのでやめた。カナディアンロッキーに到着してから、鼻の中が乾燥し切れてしまっていた。
鼻の中だけでなく、唇も乾燥しかさかさして切れていた。リップクリームが必須である。
鼻血の対処
ホテルをチェックアウトしたのち、カスケード・プラザのサブウェイで朝食をとる。
また鼻血が出てきた。薬局があったので、鼻血に塗る薬や鼻に詰めるコットン球がないか訊いた。すると、実直そうな薬剤師の女性が、氷で冷やして、クリネックスを詰めなさいと指導して下さった。それはそうだが、鼻にティッシュを突っ込んだまま、観光するのは滑稽だから、あえてコットン球が欲しいのに、売ってくれそうにない。
自家療法だが、ワゼリンやオロナイン軟膏など油薬を塗布したかったが、これも却下された。これを塗ると、詰めたティッシュをはずす時にかさぶたが取れて再び出血するのを防げるのである、そして鼻の中の乾燥を防いで再び出血することを防いでくれる気がする。
そのことを説明して、再度コットン球と油薬を買おうとしたが、私の英語力では説得できなかった。教養が高そうな彼女は、再度同じ言葉を繰り返して、売ってくれなかった。
フェンランド・トレイルも中止
フェンランド・トレイルを歩こうかどうか迷ったが、先を急ぐことにした。地球の歩き方にはビーバーにあえるかも?と書いてあったが、こんな賑やかな町の近郊のトレイルであえるとは思えなかったのもある。距離が短いのは魅力なのだが。
意外にもただの田舎の駅
バンフの駅を踏み切り越に見て、撮影した。どうみても田舎の駅で、高価なロッキー・マウンテニア鉄道が終着する駅にみない。
レイク・ルイーズへの道中
バンフを後にしてレイク・ルイーズへ向かう。
レイク・ルイーズへの道中、ハイウェイを降りて、ジョンストン渓谷とキャッスル山に向かう。ペイント・ポットとラジウム温泉も立ち寄るつもりだったが、私の頭からとんでいた。
ジョンストン渓谷 Johnston Canyon
ハイウェイから降りて、旧道に入っても道は快適だった。目的とする、ジョンストン渓谷やキャッスル山の麗以外にも、たくさんの View Point があった。いちいち駐車して観光したり歩いたりしていると時間がいくらあっても足りない。
ジョンストン渓谷の駐車場はふたつある、南側と北側である。何も知らずに南側に止めたら遠かったが、木陰に駐車でき良かった気がする。このトレイルは手前の滝までなら往復2.2Kmくらいである。道が細く、人とすれ違うのに気を遣うくらいだった。
道中の景色は日本にもあるような景色(cf. 箕面の滝)だった。手前の滝(Lower Falls)まで歩いて引き返した。ロッキー山脈のどこにでもいる人なつっこいリスに出会うのが、日本と違うところか。
それにしても、野生動物に餌をあげてはいけないことになっているが、人を見て寄ってくるリスが多いということは、おそらく餌をあげている観光客がいるのだろう。旅行期間中を通じて餌をあげている観光客はみたことはないが・・・。
キャッスル山 Castle Moutain
キャッスル山山麓を見上げるポイントに行きたかったが、知らないうちに通過していた。もっとも、この道路を走っていると麗からキャッスル山を仰ぎ見ることになる。どれが、キャッスル山か最初はわからなかったが、その形からこれが城山(キャッスル山)だと予測がつき、実際それが正しかった。夏で雪を全くいただかない唯の岩山だった。「地球の歩き方」のロッキーを代表する山との表現には似つかわしくないというのが正直な印象である。確かに、高く幅が広く雄大でありロッキーならではである。
そして、この山の威容は何もここから見上げなくともハイウェイからでも十分である。
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