ロンドン観光2日目
テムズ川河畔、ビッグベン、ロンドンアイ、セント・ジェームズ・パーク
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ロンドン観光2日目(終日ロンドン)
平成16年(2004)3月25日。例によって時差ボケのため朝早く起きる。つまりは、朝食が始まる頃には観光の身支度も準備万端である。
朝食で軽いトラブル
ホテルのレストランで朝食を取ろうとすると、朝食のバウチャーはないかと訊かれた。そんなものチェックインの時にもらっていない。予約の時に朝食付きで申し込んであると、ホテルの予約確認証を見せた。部屋番号を告げると朝食をさせてくれた。
席に着くと、ヨットハーバーに面した窓際の席に通してくれた。このレストランでは最高の席である。朝日の陽光が、クルーザーや水面を照らして良い雰囲気であった。観光時間を稼ぐため昼食は簡単に済ませる。だからたくさん食べるように子供達に指示した。
朝の河畔散歩
朝食は終わったが、まだ7時台である。店も観光スポットもまだ開いていない。タワーブリッジを渡り、テームズ川右岸を西方向に歩いて散歩した。場違いなところに第二次世界大戦に活躍したような古い軍艦があったり(イベントに使うらしい)、ショッピングモールがあったりした。
地下鉄へ
ロンドンブリッジまでさしかかったところで雨が降ってきた。散歩を中止して、地下鉄に乗ることにした。今となっては何でもないことであるが、スペインの列車テロがあってまなしである。イラク戦争でアメリカとともに荷担したイギリスの地下鉄に乗るのは少し躊躇した。しかし、タクシーばかり利用してはお金がなくなってしまう。地下鉄を利用することにする。
地下鉄のチケットはゾーン1&2の一日券にした。自動販売機があり、何と日本語表示も選択でき楽に買えた。
ビッグベン
ウォータールー駅を降りたが方向がわからない。これは地下鉄利用のディメリットである。10分ほど迷ったが、無事ビッグベンの方向に歩めた。少し距離があり、雨のため歩きにくかった。ビッグベン間近の駅を利用しなかったのは、あえてビッグベンの対岸に行きたかったのである。なんとかビッグベンのある国会議事堂を正面から撮ったが、あいにくの雨である。
ロンドンアイ
予定にはなかったがロンドンアイ(観覧車)に乗ることにした。雨だし、雨宿りにもなる。さすがに国会議事堂前の乗り物である。カバン検査や金属探知器のセキュリティーチェックがあった。家族4人で乗ると 6,708円(34.5ポンド)だった。イスに座って休息できるし、国会議事堂とビッグベンは良い角度で見られるし、テムズ川河畔のロンドンが一望できてそれなりに値打ちはあった。
セント・ジェームズ・パーク
ウェストミンスター橋を渡り、ビッグベンの横を通り、バッキンガム宮殿に向かった。その道中はセント・ジェームズ・パークを歩いた。なんと桜が満開だった。本数は多くないが・・・。スイセンの花も真っ盛りだった。歩いていると、鴨や白鳥といった見慣れた水鳥だけでなく、日本では見かけない水鳥もいた。何とリスまで出てきた。みんなノビノビしていて人に慣れていた。
バッキンガム宮殿
衛兵交代を観ようとすでに人だかりができていた。近くからファンファーレも聞こえる。あと30分で衛兵交代だ。ちょうど良い場所を確保できたので待つことにした。ところが30分も待ったあげくに、女性警察官が 「本日は中止よ!」 というように大きな地声で叫んだ。もっと早く教えてくれれば良いのに!。
大英博物館へ
地下鉄グリーンパークの駅まで歩いて大英博物館へ向かう。Holborn 駅で下車して歩き始めたがまた方向がわからない。いや、大英博物館の標識があったのでそちらに歩いたのであるが・・・迷ってしまった。地下鉄出口はとかく方向がわからない。方向磁石を持っておくべきだ。
迷っていると、ラフな出で立ちの初老の白人が声をかけてくれた。大英博物館に行きたいと答えると、そっちの方向へ行くからついて来なさいと案内してくれた。さすが紳士の国である。ほどなくして大英博物館の前に到達。昼になっていたので博物館の前にあるレストランに入った。どこも美味しそうでないが諦めて入った。美味しくなくて高い!。博物館に入館してから気づいたが、博物館内にも昼食くらいなら十分の店があった。こちらで簡単にすませた方が良かった。
宿泊
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