「赤毛のアン」の島へ

プリンスエドワード島旅行記


シャーロットタウンのディーナーとB&B

 Dinner and B&B in Charlottetown

(写真をクリックすると詳細な写真を表示します)

8月なのに生牡蛎(美味しかった) 名物ロブスター(専門店より美味しかった) 牡蛎のグラタン風
   
  暗いけれどレストランCLADDAGH Oyster Houseの外観  
4連泊したB&B "The Elmwood Heritage Inn" B&Bの朝食にて 窓際の席 英語のお喋りからの避難場所?
荷物の台までアンティーク? ベッドルーム
 
ベッドルーム隣のリビングルーム 暖炉は本物 椅子は座り心地よかった  
     
     

地図

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2008/8/27

 B&B (Bed and Breakfast) のオーナー夫妻は暖かく迎えて下さった。普通の宿なら Hallo で済むのであるが、ここでは How do you do ? から挨拶が始まる。その雰囲気を事前に察していたし、4泊も世話になるのであるから、関空で漆塗りのきれいな花柄の箸を買っていった。夫妻は箸を持っているがこんなきれいな箸を見たのは初めてだと喜んで下さった。オーナーが私の持っている箸は是だと行って見せて下さったが、それは竹製の割り箸だった。しかも割ってある。

 オーナー夫妻は元ニューヨーカーだったから箸を使えるはずである。アメリカの都会の上流層は箸を上手に使える方が多いと聞いていたから、思い切って箸を選んだが奏功した(か?)。

 B&Bの名前は The Elmwood Heritage Inn で、シャーロットタウンの郊外にある。ダウンタウンから歩いて15分くらいの閑静な住宅地。North River という南北の幹線道路から西に数十メートル私道を入ったところにある。当初は赤毛のアンのファンの聖地たるキャヴェンディッシュに泊まろうと思ったが、夜10時に終わるアンのミュージカルを観たり、レストランのバラエティーなどを考えてシャーロットタウンに泊まることにした。ただ、平素は町の喧噪の中で生活しているので静かな環境の宿泊がしたかった。たまたま、信用金庫のカード会社が発行している雑誌に数年前紹介されていたエルムウッドの記事が印象的でこのB&Bに泊まることにした。しかも4連泊。しかも雑誌でも紹介された一番良い部屋に。

 ここのオーナー夫妻はフレンドリーな方であることは雑誌でも紹介され、やりとりされるメールでもそう思っていた。さすが五つ星を獲得しているB&Bである。由緒ある古い木造建築であるだけでなく、部屋という部屋にセンス良く配置されたアンティークに囲まれての4連泊。それだけでも至福である。この古い家を買ったときには家具は何もなかったそうである。カナダ、アメリカだけでなくヨーロッパからもアンティークを仕入れて現在の状態になったとか。質と量ともに圧巻であるが、何よりも椅子などの数が揃っているのもすごい。Heritage Inn の名に恥じない素晴らしい宿である。インターネットで申し込んだだけの見ず知らずの宿泊客に、そんなアンティークに囲まれた部屋を泊まらせてくれるのは小心者だと気が気でないと思う。汚されたり、傷つけられたり、持ち帰られたりすると大変だからである。

 さて、初日の観光を終えてからの夕食は家内の好きな牡蛎を食べることにした。B&Bの奥さんから教えていただいたオイスター・バー(CLADDAGH Oyster House)まで歩いて行った。車だと感じなかったがB&Bからダウンタウンまで15分ほど歩かなくてはならない。ここの牡蛎は十種類くらいあった。生牡蛎は10個か25個のコースがある。食べきれなかったり、食あたりする(8月である)といけないので10個の方を選んだが、プリンスエドワード島の牡蛎は小さいので25個を注文しても二人で食べきれる量だった。

 また、数種類の牡蛎を選べるのであるが、英文だし時間がかかるのでおまかせで注文した。とにかく美味しかった。ソースが二種類用意されて美味しかったが、牡蛎そのもののおいしさをスポイルする。最終的にレモンと塩で食べるのが一番だった。

 あまりに美味しい店だったので、ロブスターも美味しいだろうと思い注文した。正解だった。「地球の歩き方」のトップに紹介されているロブスター・オン・ザ・ワーフよりも美味しい。感動のディナーであった。

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