南京旅行

霊谷寺(れいこくじ)


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霊谷寺山門

山門前の狛犬の裏側
石畳の参道 また門がある
これも狛犬?

ともかく参道はよく手入れされ掃除されている

無梁殿

明代1831年の建立
梁(はり)を使わない特殊な建築

レストランかお店だった

霊谷寺公園であって霊谷寺とは別?

霊谷塔

工事中で入れなかった
高さ約60m、1930年代建立で新しい
霊谷寺

左側に小さな窓があり、そこで入場料を支払う

中庭と本堂にあたる大雄宝殿

Tシャツ姿の僧侶には幻滅した

狭いながらも荘厳なたたずまい

土地の少ないお寺の建築のお手本かも
本堂(大雄宝殿)も小さいながら荘厳

 

霊谷寺公園

 霊谷寺といわれる部分のほとんどは霊谷寺公園かもしれない。立派な伽藍が霊谷寺公園にあっても仏教はそこにない。静閑な市民の憩いの場であっても、外国人がわざわざ訪問する場所ではない気がした。

霊谷寺

 霊谷寺公園の右脇にあるこぢんまりしたお寺。小さいながらも荘厳な寺である。都市部のお寺では十分な境内地を確保できないことがよくあるが、このように建立すればよいのではというお手本みたいなお寺であった。

 門?を入ると彩色された四天王が奉られ、正面には布袋さんと習合した金色の弥勒菩薩像が奉られる。本堂(大雄宝殿)には金色の釈迦牟尼仏と阿羅漢の脇師による立像が奉られていた(と思う)。その、本尊の裏側(裏向拝)には観世音菩薩の像が奉られていた。中国寺院の典型的な奉られかたである。

 ただ、残念なこともあった。いや、文字にはできない。南京の仏教は日本以上に形骸化している。それは仏教者としての意識の問題としてである。


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