シェーレネン渓谷
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シェーレネン渓谷の高山植物
Alpine plants of Schollenen
valley
シェーレネン渓谷の石橋
A stone bridge at Schollenen
valley
8/28 火 晴れのち曇り時々豪雨
28 August 2007
ルガーノから
運転は快調だった。しかし、北上してアルプスに入っていくにつれ晴れから雨に変わって来た。とくに。アンデルマット Andermatt までの10数キロのトンネルを抜けると豪雨だった。前が見えないほど・・・。おかげでアンデルマットで出口を降り損ねてしまった。
次の出口まで行って、Uターンして2号線をアンデルマット向かう。ただ、この時点ではまだ悪魔の橋がどこにあるのかわかっていなかった。ヘヤピンカーブの多い急勾配の山道を登っていくと、石造りの小さな橋が見え、登山鉄道が見える。緑色をした崖も圧巻である。悪魔の橋
そうこうしていると、自然に悪魔の橋に到着した。トンネルを抜けると橋があって、駐車場にクルマが何台か停まっていたのですぐに気づいた。国道のトンネルにも赤い悪魔が書いてあったのですぐに確認できた。レストランの横の坂を降りればすぐである。幸運なことに豪雨は去って、雨は上がってくれた。
何でもない観光地のようであるが、シェーレネン峡谷(Schollenen)の谷の深さ、ロイス川の急流、急勾配、おそろしいほど高くそびえる崖の山。ここが交通の要衝であるならば、苦労して橋をかける必要性を実感として感じられた。橋を渡ったり、対岸から眺めたり、こちらから眺めたりしながら、のんびり時間をすごした。橋の付近の崖を見上げると、砦のようなものがある。軍事的にも要衝だったのだろうか。
2台ほど観光バスが駐車場に停まったが、観光客をおろさず車窓からの観光にとどめたようである。何か乗客がかわいそう。石橋
さて、アンデルマット Andermatt の観光は省略して(帰国後に後悔)、来た道を戻り、峠を降りた。先ほどの石造りの素朴な橋が気になったので観光した。遠くから見たら風流だったが、近くから見ると新しい橋であった。もちろん、景観には合っている。ヴェルザスカ谷の石造りのめがね橋をみられなかった代わりに観光した感じである。でも、この石橋の観光よりも交通の要衝で古い宿場町の雰囲気を残すアンデルマットの街並みをドライブして観光した方が良かったみたい。
更に、峠をおりて高速に向かう。2号線から左奥に見える、ゲシュネン駅?は昔ながらの鉄道駅の良い雰囲気があった と・・・レンタカーを運転しながらの一瞬の脇見で思った。(C)2007 Eisai & Keiko Ishibushi ALL RIGHTS RESERVED
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