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烏魯木斉(ウルムチ) 2


● 民族楽器店

 最新の「地球の歩き方 39 西安とシルクロード」にも「新疆民族楽器店」が、烏魯木斉市開放路245にあると掲載されているので、興味を持って現地まで行った。ところが、この店は倒産してもうないそうだ。

 たまたま、その近くを通りかかった初老のおばさんが、民族楽器?がある店を教えてくれた。なんとか、その店にたどり着いたが、店のウインドーには YAMAHA や CASIO の文字があった。本当に民族楽器があるのか・・・。

 店に入ると、傷んだピアノ、修理中のギター、使い古したドラムといった洋楽器が目に入ったが、ちゃんと民族楽器もあった。ただ、陳列は雑然としていて、商品の楽器にもホコリがかかっていた。弦も錆びかけている感触だった。

 この楽器店はわざわざ行くような場所ではあるまい。添乗員さんによると、喀什(カシュガル)に行くと安く楽器を入手できるそうだ。ただ、どうしても、烏魯木斉で民族楽器を入手したい人には選択肢になるか。私はそのうち喀什まで行きたく思っているのでその時まで我慢することにした。
 この楽器店の場所は団結路か延安路の学術学院付近である。(Tel. 96986-606) 

楽器店の外観
民族楽器店ではなく
普通の楽器店に民族楽器もあるというところ
土産物屋よりも種類は多い
プロ用と思われる民族楽器もある
陳列は雑然としていて商品の過半数は普通の楽器

● 天池

 モンゴル語で聖なる山を意味するボゴダ峰(5445m)の中腹、海抜1980mにある湖それが天池である。
 烏魯木斉から90km近くあり、それなりに時間がかかる。この界隈に他の観光地はないので、ここを観光する日はここがメインになってしまう。残りの時間は烏魯木斉市内で過ごすしかあるまい・・・。

 では、この天池。日本人がわざわざ観光するに値するところか・・・。どちらかというと、答えは否である。もちろん、カザフ族のゲルを間近に観たり、放牧されている家畜の写真を間近で撮ったりできる。でも、天池そのものの風景は日本の長野県などでも見られるものである。何ヶ月も砂漠地帯を放浪している旅行者には、心のリフレッシュとなるだろうけど、10日やそこらでシルクロードを忙しく巡る旅行者が行く場所ではないように私は思う。
 ただ、標高の高い天山山系の雪がシルクロードのオアシスを潤しているんだなという感慨を得ることは確かだ。

 「地球の歩き方 39 西安とシルクロード」の文章にあるような馬引きは湖畔にいなかった。ぼったくりが多いといわれる馬引きであるが・・・。

天池の全景(日本人には何でもない風景!?) 遠くにはボゴダ峰
天池に至る道で見かけた放牧された羊 ゲルが街道の至る所に見える(車窓より)
天池ちかくで草をはんでいた馬 立ち寄った農家にて

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