平成23年8月25日(木)
インスブルック到着は午後6時
ノイシュバンシュタイン城の見学にこんなに時間がかかるとは思わなかった。11時にシュバンガウに到着して、観光が終わったのは16時。インスブルック到着が18時になるはずである。
別段、無理な旅程は組んでいないし、臨機応変に訪問地を調整するのは問題ない。道中は冠雪こそしていないものの、アルプスの高山が見えて運転は楽しかった。
カーナビも的確にインスブルックのホテルまでナビをしてくれた。
最高級ホテル?
ところがである。「地球の歩き方」で最高級ホテルとして紹介されている予約をしたホテルが、どうみても最高級ホテルには見えない。やられた〜。
別段、料金が高級であるわけでもないし、単にエキストラベッドを付加した三人部屋をインターネットで予約できるホテルが、たまたま「地球の歩き方」で最高級ホテルと書いてあっただけである。最高級ホテルでなくても構わない。落差に唖然としただけである。
ホテルレストランで夕食
夜になりつつあるし、旧市街まで歩いて20分ほどかかるホテルである。日焼けしながら長蛇の列を待って観光したノイシュバンシュタイン城の観光で疲れていた。ホテルのレストランで夕食をすることにした。
このレストランは先述の「地球の歩き方」にも載っているレストランであることもその判断の材料となった。ところが、このレストランは不可ではないが可でもない。御当地の料理とワインを日本語を話せるスタッフと相談して注文したが、料理もワインもベストではなかった。日本の郊外の住宅地の何でもないレストランのレベルである。
今般の旅行のオーストリアでただ一泊だけの滞在で、この料理とワインでは寂しいものがあった。もちろん、まずくはない。贅沢を言っているだけなのだが…。
ちなみに娘は眠くて夕食はパス。
<インスブルック Innsbruck 泊> Neue Post Hotel
平成23年8月26日(金)
早朝観光
昨日はノイシュバンシュタイン城観光の待ち時間などで一日つぶれたので、インスブルックの観光はこれからである。
朝6時過ぎにホテルを出ようとしたら、入口にロックがかかっている。ホテルのスタッフもいない。しばらく待っていると年配の男性が出てきたので入口を開けてもらった。
ガイドブックは持たず、カメラと小銭だけを持って出かけた。地図はなくとも、ホテル前のマクシミリアン通り Maximilianstr.
を東に進み、凱旋門の辻からマリア・テレジア通り Maria-Theresuen-Str. を北上すれば旧市街の黄金の小屋根 Goldenes Dach
に突き当たるというシンプルな道のりである。
街は期待以上に美しかった。写真に撮って絵になる。新しそうなビルも、景観を損ねることはない。この辺が素晴らしい。
ほどなく、マリア・テレジア通りとつながったヘルツォーク・フリードリッヒ通り Herzog-Friedrich-Str.
に入ると、黄金の小屋根に突き当たる。このときは暗くて、黄金の小屋根に気が付かなかった。
大聖堂(聖ヤコブ教会)から州立劇場方面に抜けて、ホーフガッセ Hofgasse
の路地みたいな道を通って黄金の小屋根前に出た。明るくなって初めて黄金の小屋根に気が付いた。
石畳はビショビショに濡れていたが、雨ではない。清掃車数台が散水をしながら石畳を掃除しているのである。
再度
インスブルック Innsbruck 旧市街観光
ホテルに帰ってから朝食をとり、今度は娘と息子を連れて観光に出発した。
ホテルはチェックアウトして駐車場のレンタカーに荷物を詰め、あとは駐車場を出てから駐車場のゲートを開けるICカードをホテルに返せば良いだけにしておいた。
先ほどの早朝の観光は、夜明け前の紺色に写る空やライトアップの風景を撮るため、あるいは人がほとんど写らないですむ時間帯を撮るためのものである。ただ、それが観光の予習みたいになって、娘と息子を案内した。あたかも、ガイドブックがなくてもインスブルックは知っているというような面持ちで(笑)。
黄金の小屋根 Goldenes Dachl と
ヘルブリンクハウス Helblinghaus を外から観て、イン橋とイン川を観て、王宮の見学、
市の塔 Stadtturm に登って風景を楽しんだ。この辺でタイムアウト。
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