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日蓮系宗派

富士派

 

ポイント

・日興上人の系譜

・中古天台本覚思想の影響を受け教相(明文化された経典や日蓮聖人遺文)よりも口伝を重視

・日蓮本仏論

・歴代大石寺法主の一子相伝を主張

・板曼荼羅本尊

・創価学会や顕正会が生まれた

歴史

 

組織

 

宗勢

 

日蓮宗宗徒からの考察論究

 日蓮正宗は日蓮聖人の六老僧のひとり日興聖人(にっこうしょうにん)の系統である。ただし、日興聖人の全ての系統が日蓮正宗ではない。大石寺と勝るとも劣らない日興聖人の霊跡である北山本門寺は日蓮宗に属している。 小泉久遠寺も日蓮宗である。

 「創価学会」や「顕正会」は日蓮正宗の元信徒団体である。

 さて、日興聖人は岩本実相寺(当時天台宗で現在日蓮宗)の学僧であった。厳格な高僧であり、その厳格な伝統は富士門流に現代も良い意味で引き継がれていると思う。ただし、日興聖人の頃にはなかったであろう日蓮本仏論、板曼荼羅本尊、日興聖人のみが日蓮聖人の嫡流などという独特な教義を持つ。日興門流の中でも大石寺がこのような特異な教学を持つに至ったのは、室町時代の日寛上人の頃からであろう。それが、富士系以外の日蓮系宗派の考え方である。大石寺歴代法主による一子相承の口伝主義が教義変遷という形で現れたのであろう。
 

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